「ベルセリア」のストーリーなどは
別ページで書かせていただきましたが、
今回は過去作のうち3つ
「アビス・エクシリア・ゼスティリア」を取り上げて、
そのシナリオについての一般評価について
話して見たいと思います。
RPGはストーリーが面白くないと!と思うのは
なんら不思議ではないはずですよね。
ちなみに「テイルズオブベルセリア」で現在わかっている
舞台設定やシナリオ設定については
「こちら」に書きましたので御参照ください。
「テイルズオブベルセリア」での6月末時点での
前評判+ユーザーの購入意識については
「こちら」に書きましたので御参照ください。
・「テイルズ」シリーズの良さは「王道ストーリー」だから?
シナリオの良し悪しでしょう。
テイルズはやっぱり【RPG】ですからね。
戦闘も気になるところですが、
「シナリオ」も重視したいところですよね。
昨今では違う者も有りますが、
テイルズは基本的に王道RPGです。
実際、ライトノベルが好きなひとはとくに楽しめる内容でしょう。
また、「仲間キャラクターたちが仲良く助けあう」というところが
ファンのひとたちに支持される理由のひとつだと思われます。
つまり、仲間の誰かがポカしてへこもうと、逆ギレしようと、
お兄さん・お姉さんなキャラが軽く叱咤激励してくれ、
仲間たちもフォローしてくれる。というのがよいところであり、
そこにプレイヤーは胸熱となる!というところでしょう。
果して今作の「シナリオ」はどうなのでしょうか。
(それはおいおい、書き足していきたいと思います)
ちなみに前作「ゼスティリア」の過去世界が舞台のようです。
・「テイルズ」シリーズで不評シナリオだった作品とその理由
その分、その逆をいく「テイルズシリーズ」は今一つ
物議を醸しだしたりしましたね。
例えば、賛否両論がある「シナリオ」として、
今回、「アビス」「エクシリアⅠ+Ⅱ」「ゼスティリア」を
挙げてみます。
「ラタトスク」とか「ハーツ」とか「テンペスト」などもそれぞれ
色々あるようですが、長くなるのでとりあえず3点を。
もちろん優れている所も多々あるのですが、
今回はあえて「不評だった点」をチェックしてみます。
また、こちらのページで「裏切りキャラは出るのか?」について
余談として、歴代の裏切りキャラクターを列挙してみました。
お時間あればどうぞ。
・「テイルズ オブ ジ アビス」のシナリオ不評点とその考察
【テイルズオブアビス】
「主人公に対して仲間キャラ酷すぎる」
「キャラ全員、裏切り者ばかりじゃん」
仲間キャラが主人公に対して酷過ぎる。という点が取り出されてます。
⇒
“幼い”主人公(見た目は大人で実質年齢7歳)というキャラクターが
やってしまった失言や言動、中盤の「とある事件」などに対して、
ひとり(守役兼幼馴染)と1匹(マスコットキャラ)を除いた
キャラクターがみんな冷たい。というところが色々と言われています。
信じていた“先生”に踊らされて裏切られて落ち込んでいるところに
責任押しつけて詰るなじる。というところが物議を醸す原因。
…たしかに、プレイヤーが主人公に投影しちゃうと色々厳しいかもシレマセン。
仲間がみんなひと癖あったり裏切りだらけだったりと色々「素性がひどい」
この点が「従来のテイルズと違う」という印象のもとでしょうか。
(私見ではEDで主人公がさらにあの形状になるあたり、しかも正直よくわからんかったです。
あれ、アッシュが元に戻った、って解釈で良いのでしょうか?
たとえば、主人公2人別人格のまま生きるわけにはいかなかったのか?とも…。
ヒロインふたりもかわいそす…(・ω・;))
とはいえ、一方で
テーマの趣旨などを理解したうえでのストーリーを読むと奥深い内容
だったりします。「命」とかクローンとか扱ってますし。
アビスが良いというひとの意見では、
ストーリー・テーマ・人間をきちんと書かれていると好評のようです。
ちなみに終盤では、また皆仲良くなりますので御安心を。
…「アビス」の戦闘は個人的に結構楽しかったんですけど…
この作品から3D化したし。
・「テイルズオブジエクシリア」のシナリオ不評点とその考察
【テイルズオブエクシリア】
「ジュード視点」と「ミラ視点」の意味、あるの?
「ダンジョン使いまわし。話短い」
「ミラ教信者だらけじゃん」
「ジュード視点」と「ミラ視点」2周する必要はなかったのでは?
⇒
テイルズでは珍しくW主人公な今作でした。
が、
「シナリオの使いまわし」と、逆効果だった。
ということでしょうか。
AVGの推理ゲームなどだと
ストーリーの重厚さが加わるという効果があるようですが、
この作品では微妙だったようです。
「ジュード編」からやると微妙にわけわからないところがあり、
実は「ミラ編」から始めた方が良い。という説もあったようですし。
あと、「エクシリア」のMAPの広さが色々と話題になってました。
その広大なMAPを半ば強制的に2周させられるのが苦痛という
意見もちらほらだったようです。
「ダンジョンMAP使いまわし。話短い」⇒
話が短いのは「2」の発売で少しは緩和?
MAPの長さというよりダンジョンの使いまわしの方が
言及されてる感じでした。また、この作品でも
「飛行艇」などの空を飛んで世界中を旅することができない。
というのもガッカリ感だったようです。
広すぎるのもアレですが、狭すぎるのも問題という…微妙ですね。
「“ミラ教信者”だらけじゃん」⇒
「ミラが言ったから全部万事OK」な会話だらけ。
という点が色々問題になっていました。
とくにジュード、主人公なのに、医大生という設定なのに
それでよいの?というほど、ミラに対する骨抜きぶりと
心酔ぶりが話題になりました。
ラスボスの力説(何故この世界を滅ぼそうとしたかについての言及)までも
「ミラが正しいから、どうでもいい」という理論が
色々とツッコミどころ満載だったようです。
他にも「15周年記念作品」という言葉に対する
プレイヤーの期待度の高さもあったのではないでしょうか。
・「テイルズオブエクシリア2」の不評点とその考察
「主人公なのにしゃべらない」
「分史世界のミラかわいそう」
「“仲間より兄(敵)を選ぶ”EDはあり?(ネタバレ注意)」
「主人公なのにしゃべらない」⇒
(※私見混ぜてます)
歴代テイルズの中で台詞が殆んどない主人公キャラクター。
という印象しかありません…1周目。
この作品は基本的にプレイヤーが台詞を選択することで
進んでいくからか何なのか、戦闘終了後も「ああ」とか「うん」しか
喋らないというリアクション
私見ですが「2周目」の「選択肢読み上げ」も棒読みに聞こえて
慣れるまで、鬱ED共々キツったです。
あと、どうでもいいけど、
変身するルドガーが特撮ヒーローにしか見えません。
ちなみに某動画では主人公が何か言うセリフがあると
「しゃべったぁぁぁっ!」といったコメントが流れる。という
なんとも微笑ましい場面をよく目にしました。
「分史世界のミラかわいそう」⇒
分史世界というのはパラレルワールドのことです。
エクシリア2は様々なパラレルワールドを行き来して
世界の歪みを戻すというSF要素の入った話なのですが、
この「パラレルワールド」のミラと言うキャラに同情票多し。でした。
端的にいうと、
・我儘な姉に振り回され
・パラレルワールドからやってきたという主人公たちに同行させられ
・挙句の果てにはもうひとつのパラレルワールドの「自分」の犠牲になり。
という絵にかいたような不遇ぶりでしたね。
特に、「分史世界のミラ」は性格的にもオリジナル(?)より好感が持てる
キャラクターという評価だけに、同情票高し。でした。ん?「計画通り」??
(ネタバレ注意)
「“仲間より兄を選ぶ”EDはあり?」⇒
通称「虐○ED」…ですっけ?
御存知ない方にさらっと説明しますと、
ストーリー中で敵対する実兄を斃すかどうかという選択肢が
出てきます。で、「兄を選ぶ」と、仲間たちとの戦闘になります。
そこでは前作のキャラクターたちと死闘を演じます。で、勝つとED。
BAD ENDと取るか切ない系EDと取るかは個人差があります。
とはいえ当然、「前作主人公たち」は強いので、
腕に自信があるとか、強敵と戦いたいひとは
あえてこのEDを選ぶのもアリですね。
…というか「2」のEDて基本的に暗いルートが多い気もするなと。
蛇足ながら、兄も斃さず大団円なルートってのは無かったんでしょうか?
…結局、この作品で無難なEDって何でしょう?「温泉旅行ルート」?
「戦闘後」のかけあいの豊富さはグレイセスを上回っていて
視ていて楽しかったです。(「着せ替え」とか)
確かに「1」のEDを視ているだけだと物足りない感がありましたが、
「1~2(続編)」へのあたりでストーリーのボリュームとしては
成程感がありましたね。
「1」⇒「2」へのコスチュームの「ファンタジー⇒いきなり現実感」には
ちょっと驚きましたが。
・「テイルズオブゼスティリア」の不評点とその考察
レビュー・感想のその他評判は、
大半が
「ヒロイン詐欺(通称)」
「話、これだけ?」
「主人公+仲間、性格悪すぎ」
…これに終息していました。
「ヒロイン詐欺」⇒
たしか、「ゼスティリア」発売のころって、
作品紹介みたいなアニメがTVでも放映された記憶が
あります。
そこで出てきた「アリーシャ」という女性キャラが
ヒロイン…と思いますよね、実際。
ところが、この女性、途中から出てきた「ロゼ」というキャラに
後を託し、さっさとヒロインの座を降りてしまいます。
しかも仲間に復帰するのが「クリア後のDLCシナリオ」ですからね。
「折角育てたのに…!」と歯噛みするプレイヤーも
少なくなかった筈です。
あのアニメは何だったの?と疑問に思うことがありました。
「話が物足りない」⇒
主人公の「終わり方」がアレですからね、
たしかにプレイヤーとしても納得のいく・いかないが
あるかもしれません。
DLCシナリオの「主人公」に至っては…アレ?
(EDアニメでは「主人公と幼馴染の感動の再会?」を匂わせてますが)
で、シナリオの物足りなさを
有料DLCシナリオ(期間限定無料有った)で補完。というのも
商戦として不評だったようです。
余談ながら「戦闘も物足りない」「MAP狭い」という評価が…。
「仲間たちの性格が悪い」⇒
アビスでは主人公に対して冷たい態度を
とっても、終盤~は元通り?仲間たちは
仲良くなったり協力します。
少なくても席を外しているキャラクターに対しての
愚痴や悪評などは言いません。
が、ゼスティリアの場合は
仲間がかつての仲間のことを陰でダメ出しする。
それを止める奴がいない。などなど、
世の中の不条理さと世間の厳しさを教えてくれる
「会話チャット」にがっかりしたユーザーも多かったようです。
「せめてファンタジーの中だけでも人間関係は心底から
信頼できるものであってほしい」と願う人も少なくないと
いうことのようです。
・「テイルズオブベルセリア」はこの点どうなる?
そのあたりをどう描いてくるのかも気になります。
仲間たちの裏切りとか
でしょうか?
設定がトラウマと人間不信の嵐のようですし。
「中盤~」は救われると良いなぁ、と思います。
と言う感じで、シナリオについて言及したら
3作品でこのボリュームですよ。
後、テイルズプレイヤーとしては
「テイルズの【裏切りキャラ】はお約束?」
についても、述べたいと思いましたのでそれは
こちらのページを続きとしてお話します。
長くなったので一度切りますね。
「テイルズオブベルセリア」での6月末時点での
前評判+ユーザーの購入意識については
「こちら」に書きましたので御参照ください。