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2016年11月14日月曜日

【11/14】「親子で◎◎」はどこまで許せる?お風呂・口チュー・子供へのお世話etc【あさイチ】

11/14のNHK番組【あさイチ】では、親子の「どこまで」というテーマで、
親子のスキンシップがどこまで許容範囲か、ということが
題材になっていました。

我が家では「あたりまえ」のことが、
他の家では「考えられない」ということは往々にしてあるものですよね。
こうした問題は根深い?奥深い?ということもあります。

こういった親子問題は、以前独り身な書き手(…(;一_一))にとっては
ピンとこーん話題なところもありますが、
イガイに面白かったのでついつい一応メモしてしまいました。


ちなみにゲストは
堀ちえみさん、
松本明子さん、
渡邊美奈代さんでした。

・親子でお風呂はいつまで?
・親子のスキンシップはどこまで?
→親子で口チューは中学生以降もありなのか??
・子供からみての「親の干渉」
・「小さな「いや」は大きなサイン」
・息子の身の回りの世話がやめられない

という題材でお送りします。


ちなみに、
過去記事として

デキる女性には理由がある?
「スーパー女性の時間術」や凄さとは(前篇)


というメモも以前書きましたので、御興味あればどうぞ。




1)親子でお風呂はいつまで?

御家庭によって、小学校高学年ごろからNGのひともいれば、
20歳すぎても家族で一緒に入っている御家庭もあるようです。
いつまでも一緒に入ることで、親御さんの方が大丈夫?と思う事も有れば、
子供さんの方がそろそろパス、と表明するということもあるようです。

視聴者FAXでは
・周りの友達(同級生)の影響
・「毛」が生えるまで
・旅行先などで家族風呂があれば高校生の子供を含め、家族全員で入る。
友達には内緒だが、親としては嬉しい。
という意見もあったようです。

親はパスだが兄弟姉妹ではまだ平気。な場合も有れば、
同性・異性の親子で差異がある。ということもあるようです。

今回の「お悩み相談」では
「娘がそろそろ嫌がっても、息子は嫌がる素振りもないが大丈夫か?」
「親から拒否したら息子が寂しがりそうで言うのをためらっている」という
言葉も有りました。

ゲストさんの意見では
「兄弟でも年齢差がある」
「親からお風呂NGを言うよりも、子供から拒否してくれる方が親としては気が楽。」
「お風呂マナーを教えてあげる機会にしていた」

「銭湯に行くのが当たり前の時代では、世間体や他の客の反応などで感覚的にわかったが、
家庭の内風呂が当たり前になると、そういった感覚がわからないのでは」
柳澤秀夫さんの意見です。

2)親子のスキンシップ

・着替えているのを見つけると小学生の息子がお腹を触ってくる
・寝る前におっぱいを触ってくる息子
・中学生になっても膝に乗ってくる息子
・母親が娘の頬にキスをする
(↑御本人も癖になっているということもあるらしいのですが、
このままでも大丈夫でしょうか?という意識はあるようです。)

等々色々なお悩みがあるようですね。

中学生男子が膝に乗ってくるなんて、
(12~13歳ならともかく15~16歳の体格とかって…)
お母さんの膝の具合が心配にすらなって参りますが…

ちなみに、番組内で視聴者への質問アンケートとして
以下2点がありまして。

☆子供に口チューするのはあり?なし?
「あり」21.4%
「なし」78.7%
(※自分の家はやっている、自分ならできる、
という意味ではなく、
「許せる・許せない」という意見です※)

☆何歳まであり?
小学生まで:83.7%
中学生まで:3.8%
高校生まで:1.1%
高校卒業後もOK:2.4%

という結果がでました。

しかし、私見ながら
大学生の息子や娘と口チューするって
(異性・同性関係なく)違和感無いのでしょうか?
頬にチューするのは外国の挨拶でも有りそうですけどね。
口チューで「親子で疑似恋人感覚」にでもなるのか?
…それは嫌だ(私見)

「虫歯菌が移るので子供には生まれてから1度も口にキスしてません。ガマンしています」
「小6になってからスキンシップやボディタッチも嫌がります。
 寂しいけれど成長していると思ってます」
という、涙を誘う視聴者FAXもありました。

3)子供からみての「親の干渉」

親がよかれと思っての「子供に世話を焼く行動」や
小さいときから続いてきた習慣が
子供にとってはストレスの塊でしかない、ということもありますよね。

3番目として

19歳になっても両親と川の字で寝ている。
自分の部屋があるのに、寝るときは寝室に移動するのだが、
寝る時にも気を遣わなくてはいけないし、
寝る時に母に小言を聞かされて、気持ちよく寝られない。
「今日は一人で寝る」と柔らかく自己主張しても「何で?」と言われると
強く言いだせない

というケースを紹介していました。

これについてスタジオではこういった意見がありました。
「この場合は、親の方が子供から離れて寝るように仕向けてあげるべき」
「子供は自立しているのに親が自立していない
 親も子供から離れてあげる必要があるのでは?」
「昔は学校を卒業したら家を出て就職・進学があたりまえだったが、
いまでは成長してからも家にいるのが当たり前になってしまったのが原因では?」

大人にとって1年はあっという間でも子供にとっての1年は大きい、
というアレでしょうか?
「いつまでも子供のまま」ということはないってことなのでしょう。

…これって脳の老化による時間感覚の…いえ、なんでもありません。

4)「小さな「いや」は大きなサイン」

教育家:尾木直樹さんの意見を紹介されました。

「子供は両親を悲しませたくないものです。
子供が親に「嫌」というのは勇気がいることなのです」

子供は親に対して結構気を遣っているものだとか。
この「イヤ」という小さな言葉が、
実は大きな意味を持っている。ということだそうです。

(3)のケースでも、
「親に嫌と言っても聴きいれてもらえない、
 強く言う事もできず、それが悔しくて毎晩布団の中でこっそり泣いている」
ということでした。
実際19歳になっても両親と同衾することを強制されるというのは
いつまでも子供扱いされているようで結構キツイものだと慮れます。

親の立場としては、
「子供を信じつつ目を離さず目をかけてあげることを忘れず。」
ということが大切らしいです。

「親」の行動が
自立しようとしている子供の成長を阻害しているということになります。

悪い友達と付き合っているのではないか?
悪い男(女)に騙されていないか?

解りやすく言えば、こういった「心配」ですよね。
おそらく殆んどのオトナたちも経験してきたであろう、
子供にとっては噴飯モノの「よくある親の杞憂」。
あからさまな「心配」はウザがられ…煩わしいと思われます。

5)息子の身の回りの世話がやめられない

母親が息子の身の回りの世話をやきすぎてしまう
というお悩みもありました。

息子がほとんど何もしないので
息子の朝食のパンを焼いて上げたり飲み物を出してあげたり
顔を洗うように促したり着る服を用意したり息子の髭を剃ってあげたり
(ちなみに夫はいないようです)
と、甲斐甲斐しく世話を焼くようです。

母親本人もこのままで大丈夫だろうか?とは思っているようだが
どうしても気になってしまう。とのことです。

個人的に、視ていて本当に「しない」のか、
「させない(あえて”しない”ように仕向けている)」のか?
という疑問が浮かびました。
→ほら世の中には、
家庭の内外でも「仕事を取り上げることで対象者を無能へと作成していく」という
 ”怖い話”ってものがあるじゃないですか。

スタジオでは
「朝、食事は全部セットしてから家族を起こす。自分の母親もそうだったから」
「大学を出たら下宿させたので自炊できるように教えた」
という意見がありました。
ちなみに
「子供の部屋は掃除するか?」という話題では
「掃除してあげる」「自分の部屋は自分でさせる」と
ゲストも御家庭色々のようです。
「埃がたまっても良いの?」という疑問には
「自分でやる(だから親が手を出す必要はない)」という意見。
「忘れ物とかあったらどうする?」という疑問には
「自分が忘れなければよいだけ」
といった議論もありました。
洋服を買い与えるかどうかという議論も有り、
スタジオでも、ある程度の年齢がきたら
親が買ってこない、という意見が主流でした。
「洋服も買ってあげた服は段々着なくなる。自分で買ってくるようになる」
という意見もありましたよ。

たしかに親兄弟がプレゼントしてくれる服って自分の趣味と見事に食い違うんですよね…。
しかも「要らない」を連呼しても押しつけ…プレゼントしてくれたりします。その場では捨てにくいしな!





ちゃんと「子離れ」できていますか?

「親」の行動が
自立しようとしている子供の成長を阻害しているということになる。

という言葉を耳にして「さもありなん」と思いました。

昨今では、ネット上でも「毒親」とか「依存症(共依存)」という言葉をみかけます。
まぁ、今回のケースとこういった言葉を結びつけるのも
暴論だとは自覚しておりますが、

一定の年齢を越えても色々と気にかけてくるという
「親の世話焼き」を有難いと思うときもあれば
わずらわしいと思う事もあります。

自分の意思表明をのらりくらりと躱わされ、
フラストレーションが溜まることもあります。

有難い<<<煩わしい
という感覚になる前に上手に親離れ・子離れできるというのが
一番理想だし、今後も理想的な親子関係を築いていけることに
繋がるのではないだろうか?と思っております。

あと、少子化問題と平行していわれる「子供を大切にしすぎ」とか
「子供はペット」感覚だとか
そういう問題もついでに扱ってほしいなとも
思っております。
それから、
「何歳になっても親元を離れれない理由=経済的理由」という
今問題になっている【経済所得格差問題】もついでに取り上げて頂きたいと思っております。
一定条件以外の求人事情、ワーキングプア問題の未解決等々、
まだまだ少ない感アリアリですよ。(私見)

ともあれFAX等、なかなかの反響があったらしいこのコーナー、
「また、やりましょうよ」とイノッチさんの〆の一言で
番組が終わりましたので、続編(?)が楽しみですね。

いやいや、奥が深い話でした。


ちなみに過去記事として

デキる女性には理由がある?

「スーパー女性の時間術」や凄さとは(前篇)

作家:宮下奈都の子育て論(他)


というメモも以前書きましたので、御興味あればどうぞ。



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